ユーザビリティを高めるサイト構造:Phase4 情報設計・サイトマップ策定

執筆者 刈込 隆二 公開日 2025年 02月28日
更新日 2025年 03月01日

ユーザビリティを高めるサイト構造:Phase4 情報設計・サイトマップ策定

Webサイトが大規模になるほど、どこに何の情報があるのかわかりにくくなるリスクも高まります。Phase4では、情報設計とサイトマップ策定を行い、ユーザーが迷わない導線を構築するのが目的です。ページ間の関係性がクリアになれば、SEO効果やコンバージョン率アップも期待できます。

サイトマップ作成

まずはサイトマップ作成。大分類・中分類・個別ページの階層を整理し、トップページから下層ページへの導線を明確にします。グローバルナビゲーションとフッターメニューの構成もここで検討しましょう。HubSpot CMS上で作成する場合は、メニュー機能を活用すると一括でナビゲーションを管理できます。

ワイヤーフレーム作成

次に、ワイヤーフレームを用いて主要ページのレイアウトをざっくりと設計。トップページのヒーローバナー、サービス紹介、導入事例、CTAなど、セクションごとに配置する要素を線画で描き出します。ここでページ内のテキスト量や画像スペースを想定しておくと、後のデザインや実装フェーズでの手戻りが少なくなるでしょう。

コンテンツ構成要素の洗い出し

また、コンテンツ構成要素の洗い出しとして、どのページにテキスト・画像・動画・フォーム・CTAなどを配置するかをリストアップします。ページの目的(集客用、CV用、ブランド訴求など)と紐づけて必要な要素を選別すると、無駄のない構成が可能です。
この情報設計をしっかり行うと、ユーザーが「どのページに何があるのか」を把握しやすくなり、サイト全体の滞在時間やCVが向上しやすいです。

まとめ

Phase4を終えると、サイトの“設計図”が完成します。デザインフェーズに入る前にこの段階をきちんと固めることで、プロジェクト全体のスムーズな進行とユーザビリティの高いWebサイトが実現しやすくなります。

【Phase4】情報設計・サイトマップ策定 - チェックリスト comptab-infoalt7-icon
サイトマップが完成し、必要ページがすべて網羅できている
comptab-yes-icon
ページごとの目的やメインコンテンツがリスト化されている
comptab-yes-icon
ナビゲーション構造がユーザーにとってわかりやすく設計されている
comptab-yes-icon
ワイヤーフレーム(主要ページ)で各セクションの配置がイメージできている
comptab-yes-icon
情報設計やレイアウト案に対し、チームレビューで合意が得られている
comptab-yes-icon

 

ワイヤーフレームやサイトマップの作成に悩む方、情報設計の段階から一緒に考えたい方は、ぜひご相談ください。

最適な階層設計とユーザーフローを描き、集客・CVアップにつながるサイト構築をお手伝いします。

HubSpot Content Hubを活用したWebサイト構築サービス

成功するWebサイト構築 HubSpot CMSで学ぶ

マーケティング戦略から公開・運用・保守まで、Webサイト構築に必要な工程をトータルで解説