フィロソフィー

家で過ごす時間が、もっと楽しくなるとしたら?

私たちはこの問いをきっかけに、日常の過ごし方を探ってきました。ここでは、カフェノマを形づくる17の問いを通じて、私たちのパッションとビジョン、そして具体的なアプローチをご紹介します。

WHY

1|なぜその思いを大切にするのか(パッション)

何気ない毎日を、ほんの少し楽しくしたい

何気ない毎日を、ほんの少し楽しくしたい——そうした日常の積み重ねこそが、人生をより楽しく、心地よくしていくと考えています。

hero_DSC4434-2

2|なぜこの活動をしているのか(ミッション)

一杯のコーヒーが象徴する、ほっとできる暮らしを広めたい

住まいからオフィスまで、どんな場所でも「ふと肩の力が抜ける感覚」を生むことこそが、カフェノマの活動理由。コーヒーは私たちの暮らしの象徴的アイコンに過ぎませんが、その力は想像以上に大きいと感じています。

_DSC9905

3|どんな未来を描くのか(ビジョン)

自分の好きをとことん楽しめる。そんな暮らしを当たり前に実現したい

自分の好きを遠慮なく楽しむ暮らしが実現される社会。それが私たちのビジョンです。好きなことを軸に家をつくる、家具を選ぶ、インテリアを整える。そんな暮らし方が広がれば、毎日がもっと心地よく、楽しい未来へつながると信じています。

-069-2

4|何を最優先の価値とするか(Value)

ほっとできる「寛ぎ」をすべての空間づくりで優先する

どんな空間づくりでも、まずは「ほっと落ち着ける居心地」であることを最優先に考えています。見た目がよくても、実際にくつろげない空間では意味がありません。機能やデザインを検討するときも、常に「ここに座ったらコーヒーを飲みたくなるか?」を指標に、居心地を中心に据えるのがカフェノマの価値観です。

hero-home

WHAT

5|どんな方針・枠組みで進めるか(アプローチ)

8×2─モノ選びから素材・色のバランスまで、余白を活かす空間へ

カフェノマのアプローチの基本は「洗練8割+温かみ2割」。モダンでシンプルな要素をベースにしつつ、古材やビンテージ家具といった味わいのあるエッセンスを2割ほど忍ばせる。それによって肩ひじ張らず、ほっとする余白を残す空間感を目指しています。

※このアプローチの具体的な進め方は「9|どんなふうに取り組むか(メソッド)」をご覧ください

cafenoma-8x2

6|どんなアイデアを中心に据えるか(コンセプト)

一杯のコーヒーが象徴する心地よさを、暮らしの中心に据える

私たちのコンセプトは、ほっとして思わずコーヒーが飲みたくなる居心地。コーヒーを淹れたくなる空間は、多くの場合、整いすぎず、しかし雑然ともしていない、ほどよいリラックス感を備えています。その気持ち良さを住まいづくりの中心に据えることで、日常が少しずつ心地よくなると考えています。

_DSC1253

7|なぜ、コーヒーのある暮らしにこだわるのか

コーヒーの香りは、何気ない日常生活にほっとできる瞬間をもたらしてくれるから。

スーツケースを持って世界各地を飛び回っていた過去の経験から、どんなホテルや部屋でもコーヒーの香りがあるだけで疲れがほぐれることに気付きました。“日常の小さなリセット”をもたらすコーヒーの力は案外大きいもの。そこにこそ、日々の暮らしを少し楽しむヒントがあると考えています。

my-set

8|どこに注目するか(視点)

「モノ・余白」と「温かみ・洗練」のバランス

好きなものに囲まれた、余白のある空間は、不思議と気持ちが落ち着きます。さらに「温かみのあるものと洗練されたもの」を絶妙に掛け合わせることで、家電や収納による生活感を上手に緩和。こうした視点があると、“コーヒーを飲みたくなる居心地”が自然と生まれると感じています。

_DSC0365-2-NR

HOW

9|どんなふうに取り組むか(メソッド)

まず“好き”を見える化し、過ごし方を中心にしたストーリーづくりから始めます。

まずは住まう方の“好き”や“こう暮らしたい”イメージを徹底的にヒアリングし、言葉や写真で視覚化します。その上で「どの場所で、どんなふうに過ごすか」といったストーリーを描き、空間の具体的な方向性を固めます。ゴールは、“暮らしが見える”空間です。

10|私たちのやりかた(ノウハウ)

使うものを飾り、隠すべきものは隠す──“すっきり快適”の工夫を重ねます。

「飾るものは厳選し、見せたくないものは隠す」──これはカフェノマの基本的なノウハウのひとつ。お気に入りのものはインテリアの一部として“見せる収納”を、家電や書類などは扉の裏に隠すことで、すっきりした空間を保ちつつも個性を活かします。

202005228195

11|どんな手法を用いるか

過ごし方を中心にしたコンセプトを練り、設計・施工の専門家と連携して空間演出やブランディングを推し進めます。

例えば灯りの扱いかたひとつで、部屋の雰囲気は大きく変わります。私たちは設計や施工そのものは行いませんが、間取りの提案や照明の位置決めなど、建築士と連携しカフェのような空間を実現します。家にいながら“自分だけのコーヒースポット”を楽しめるような居心地をご提案します。

_DSC9211

12|私たちはどんなツールを用いるか

暮らしのイメージを描くムードボードや、写真・イラストを駆使したコンセプトシートなどを通して、空間のストーリーをビジュアル化する。

カフェノマでは、ムードボードやイラスト、写真・動画などのビジュアルツールを駆使します。たとえば素材サンプルを並べたボードで空間のトーンを共有したり、イメージスケッチにコメントを重ねたり。文字だけでは伝わりにくい“ぬくもり”や“余白”を、視覚化して一緒に創り上げていきます。

tool02

13|どのように伝えるか(ストーリーテリング・演出)

没入感のあるビジュアルのちからで、記憶に残るストーリーを描きます。

完成した空間を撮影するときには、必ず本物のコーヒーを淹れ、ライティングは最小限に、できるだけ自然光を採用するのがカフェノマ流。SNSやウェブサイトで配信するときは、あえて余白のある構図の写真で、“想像の余地”を残すのもポイントです。こうしたストーリーテリングが、“暮らしを実感できる空間”として人々の心を掴みます。

DELIVER

14|なにを提供するか

住まいからオフィスまで、ほっとできる空間づくりを専門家と連携しながらトータルに演出します。

私たちは、空間コンセプトと過ごし方をプランニングし、家具やインテリアのセレクトを含め総合的にサポート。いわば空間の“裏方”として、お客様と一緒に居心地の良い暮らしを形にしていく存在です。
※設計図面や施工管理は、提携する専門家が担当します。

cafenoma

15|アウトプット・成果物

完成した空間を、ビジュアルやコンテンツで魅力的に伝えることが私たちの役目です。

最終的には、空間が仕上がった後のプロモーション用写真やSNSコンテンツ、あるいはコンセプトブックなどで“物語”をカタチにします。住宅やオフィスのビフォーアフターを一冊にまとめたり、完成後に撮影した写真をSNSで発信することで、暮らしの魅力を余すところなく伝えるのが私たちのゴールです。

20171020-030

WHO

16|私たちは、だれと連携するか(パートナー)

設計・施工の専門家や、家財のプロダクトメーカー、商業空間の企画会社さま

設計事務所や施工会社、家具メーカーにインテリアショップ。空間づくりには多くの専門家が携わります。カフェノマは、これらパートナーと密に連携しながら「暮らし方」を提案し、ビジュアル面をトータルにプロデュース。チームで力をあわせて、お客様にとって最適な空間を実現します。

-349

17|私たちは、だれに価値をお届けするか(お客さま)

住まいを探す人や、暮らし方を見直したい全ての方へ、心地よい空間を。

住まいを探している方や、暮らし方を変えたいと考えている方──「一息つける、ほっとできる空間がほしい」と感じる方に私たちは価値を届けたいのです。心地よさを追求しているオフィスや商業施設などでも同じ。コーヒー片手にくつろげる、そんなひとときを演出するのが、カフェノマの役割だと考えています。

_DSC0132