執筆者 刈込 隆二 公開日 2025年 03月01日
Webサイトの本質は、やはり「どんな情報を発信しているか」です。Phase6では、テキストや画像、動画などのコンテンツを具体的に制作していきます。ここをおろそかにすると、どんなにデザインや機能が優れていてもユーザーを惹きつけることが難しくなります。
まずはコンテンツ企画・ライティング。サービス紹介ページや会社概要、ブログ記事、導入事例など、サイトで扱うコンテンツをどのように執筆するか計画します。特にSEOを意識するなら、キーワード選定や見出し構成をしっかり設計し、「検索ユーザーの知りたい情報」に応える形で文章を書くのが基本です。
次に、画像・動画素材の準備。写真撮影やイラスト作成、動画編集が必要な場合は、ブランドイメージと合わせてクオリティを確保しましょう。さらに、権利トラブルを避けるためにストック素材のライセンス確認も忘れずに。
コンテンツをWebにアップする前に最適化も大事です。画像を軽量化したり、altテキストを設定してアクセシビリティとSEOを両立させます。ブログ記事なら、HubSpotのドラッグ＆ドロップエディタで段落や画像配置を調整しながら公開準備ができます。
必要に応じて、多言語対応も検討しましょう。グローバル展開を視野に入れる場合、翻訳作業とローカライズ（表現や通貨表記などの調整）が必要です。HubSpot CMSは多言語機能を標準搭載しているため、フェーズごとに言語追加が可能です。
Phase6は、サイトの“中身”を充実させる重要な段階です。良質なコンテンツは検索エンジンからの評価も高まりやすく、またユーザーにとっての価値も向上します。公開後の運用フェーズでも継続的な更新が欠かせません。
