リードを獲得&育成する:Phase8 HubSpot Marketing Hub連携

執筆者 刈込 隆二 公開日 2025年 03月01日

リードを獲得&育成する:Phase8 HubSpot Marketing Hub連携

Webサイトを公開しただけでは、ただの情報発信ツールにとどまるかもしれません。そこから一歩進んで「サイト訪問者をリード(見込み顧客)として獲得・育成する」仕組みを作るのが、HubSpot Marketing Hubとの連携です。Phase8ではフォームやCTA、ランディングページを組み込み、マーケティングオートメーション(MA)を実践します。

フォーム連携・MA設定

まずはフォーム連携・MA設定。HubSpot上でお問い合わせフォームなどを作成し、サイトに埋め込みます。ユーザーがフォームを送信すると、そのデータは自動的にCRMに登録され、マーケティングオートメーションのトリガーにもなります。サンクスページや自動返信メールを設定しておけば、リードとの最初の接点をスムーズに構築できます。

CTA・ランディングページ連携

次にCTA(Call To Action)を設置。HubSpotのCTA機能では、ボタンのクリック数などをトラッキングできるため、どの導線が効果的か計測しやすくなります。さらに、ランディングページを作成してABテストを行えば、コンバージョン率の高いページへと最適化可能です。

リードスコアリング・セグメント設定

リード情報が蓄積され始めたら、リードスコアリング・セグメント設定で、ユーザーの行動(ページ閲覧数、資料ダウンロードなど)に応じてポイントを付与し、営業優先度の高いリードを見分ける仕組みを導入できます。製品ページを複数回閲覧しているリードはスコアが高いなど、定量的に管理できるのがメリットです。

CRM連携・営業プロセス設定(必要に応じて)

さらにCRM連携や営業プロセス設定も視野に入れると、マーケから営業へのパスがスムーズになります。興味度の高いリードには自動でフォロータスクを生成するなど、社内フローを自動化することも可能です。

具体例

たとえばダウンロード資料のフォームを設置し、送信後はHubSpotのワークフローをトリガーにして「お礼メール+関連資料の追加送付」を自動で行います。その後、一定期間内に再訪があればスコアを加点し、スコアが閾値を超えたら営業担当に通知、といった流れをすべてHubSpot内で完結できます。

まとめ

Phase8を導入すれば、Webサイトは単なる“情報掲載の場”から“リード獲得と育成の仕組み”へと進化します。これによりマーケティングROIを高め、ビジネス成果につなげやすくなります。

【Phase8】HubSpot Marketing Hub連携 - チェックリスト comptab-infoalt7-icon
お問い合わせフォームや資料DLフォームが正しく設置され、送信テストで問題ない
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CTAボタンを複数箇所に配置し、クリックトラッキングが機能している
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LP(ランディングページ)が作成され、ABテストの準備が整っている
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リードスコアリングのルールが設定され、営業優先度を振り分けられる
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自動メール送信や再アプローチを行うワークフローが正常稼働している
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